アニメ鑑賞記録

鑑賞したアニメの記録をしていきます

プリリズにおけるフェザーの種類について

シンとルヰの関係をフェザーから探れるかと思って、RLを見直してました。
結果は空振りって感じでしたが、まあ今後の参考のためにメモっときます。

監督のインタビュー記事とかは一切見ずに書いてるんで、的外れな内容かも。

 

りんねとジュネのフェザーが描かれる回*1

おもったよりも少ない。また、各回で描かれているフェザーも微妙に違う。

ぼんくらなのでフェザーは2種類しかないと思っていたが、実は4種類あった。

4種類のフェザー

フェザー1 いつもの

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暗めのパープルを基調とした星のマークのフェザー(正式名称がわかんないのでとりあえず"星フェザー"とします)で、りんねがプリズムワールドの虹を渡っていたり、普段のプリズムショーの時に使っている(初期は4連続目のジャンプの際に出していたが、後半はショー中に常時出していたり逆にずっと出さなかったりしている)。

ジュネもときどき出している*2ので、プリズムの使者はみんなこのフェザーを持っていると思われる。

フェザー2 虹っぽいの

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49話でジュネが自分のフェザーを手折るシーンと、50話でりんねがプリズムワールドに帰るシーンで出ているレインボーフェザーっぽい色のフェザー。調べる前まではレインボーフェザーと勘違いしていた。これも正式名称がわかんないのでとりあえず"虹フェザー"とでも呼びます。

フェザー3 レインボーフェザー

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レインボーフェザー。りんねが5連続ジャンプを飛ぶときに出している。名前はピコック先生がそう言っていた。プリズムショー以外では使われていない。前述の虹フェザーとは意匠が異なる(両方共虹をモチーフにはしていそうだが)。

フェザー4 ナイトドリームフェザー

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ナイトドリームフェザー。ジュネが5連続ジャンプを飛ぶときに出している。プリズムショー以外では使われていない。あんまり関係ないがナイトドリーム = 一夜の夢、華やかではあってもいずれ失われることが暗示されている感じで切ない名前のフェザーである。

フェザーの役割

 レインボーフェザーとナイトドリームフェザーはおそらくプリズムショーのための翼。どちらも本人の消耗が激しく、とりわけナイトドリームフェザーは「命を削る翼」とまで言われている。りんねのレインボーフェザーもジュネとの決闘でりんねを消耗させたが、これは現実世界に居られなくなるだけで、命を削っているわけではない(と思う。もし命を削るんだったらナイトドリームフェザーと変わんないし)
 基本的にプリズムの使者はレインボーフェザーを使うが、何らかの事情でフェザーを失った場合だけナイトドリームフェザーになってしまうのではなかろうか。レインボーフェザーの能力を自分の命で代替する感じ。
 ジュネとりんねでもともと生えてるフェザーが違うのかとも思ったが、そうだとするとジュネのフェザーだけ命のリスクが高すぎて可哀想なのでこれは却下。

 星フェザーの使いみちは正直よくわからない。出現シーンの規則性が見えない。「ただ生えているだけでいつ表に出すかは使者の気分しだい」ということかもしれない。

 虹フェザーは事例が少ないので微妙だが、いずれもジュネ/りんねがプリズムワールドに帰るタイミングでのみ使われている。プリズムワールドに帰る際に使う翼ということだろうか? あるいは新月の日にしか生えない? いずれにせよ特殊な状況で使う特別なフェザーであるように思う。

フェザーの見た目

星フェザーとナイトドリームフェザー、虹フェザーとレインボーフェザーはお互いに色合いやコンセプトが似ている。関係性がある?

フェザー同士の関係の(仮説)

 使者は普通、日常的に使うための星フェザーと、特別な状況に対応するための虹フェザーの2種類を持っている*3。そしてプリズムショーで5連続ジャンプ以上を飛ぶ場合は、虹フェザーを進化させたレインボーフェザーで何らかのエネルギー*4を消費しながらプリズムジャンプを行う。

 虹フェザーを失った場合はレインボーフェザーも使えなくなるため、いざという場合は無理やり星フェザーをナイトドリームフェザーに進化させて(ここで命が削られる?)使う。

 ***** 

 

 まあ、他にいくらでも解釈のしようがありそうなので、はっきりしたことはよくわからんです。キンプラ内で登場してくるフェザーとはどう関係してくるんでしょうかねー……。

*1:漏れてたら教えてください

*2:49話回想中、50話屋上のプリズムライブ

*3:自ら虹フェザーを折ったジュネが、50話では星フェザーを見せながらプリズムライブをしているので、この2つは独立した翼だと解釈しています

*4:44話では「パワー」と表現されている

プリティーリズムはじめました

 ひょんなことから会社の知人に勧められ、プリティリズムシリーズを見ることになったところ、これが大変面白かったので鑑賞メモや記録などをつけていこうと思いました。

 下記はオーロラドリームの1話を見た時のメモです。プリズムショーがなんなのか分からない中年男性が初めてこのアニメを見たらどう思うのかを記録しておこうと、かなり気合を入れてメモっていたのですが、開始7分ごろで力尽きてますね(7分のために一時停止しながら2時間以上使ってます)。

 プリズムショーにビビっていたり、イツキのことをあいらの幼馴染だと思いこんでいたりと勘違いも多いですが、とりあえず書いておくことにします。ブログに記録しておくなら最後まで頑張っておけばよかった……

 

プリティーリズム・オーロラドリーム 第一話 「 スタア誕生!」 鑑賞メモ

 

■ 0:00–0:30 
3人のドレスを着た女の子がスポットライトを浴びている。名前は分からないが、アイドルものらしい出で立ち。かなり年若い。中学生くらいか。服装で色分けされている感じがする(ピンク、青、赤)。
それぞれのキャラクターのシーンで、下記のナレーションが入った。

 

(ピンク)少女は華やぐ 輝くスターを瞳に映し
(青)少女は舞う 弾ける夢を胸に掲げ
(赤)少女は奏でる 無限の未来を追いかけて

 

これらが3人の女の子の特徴となるのだろう。
 舞うはダンス、奏でるは音楽ということで理解できるが、「華やぐ」というのが妙に抽象的で気になる。
 ダンス担当、音楽担当、「華やぎ」担当?
 深夜のバラエティ番組なんかでは、お笑い芸人の司会の横でほとんど喋らずただニコニコしているだけのグラビアアイドルがいたりする。ああいうのを華やぎ担当と言うのだろうか。いや、それではあまりにも地味だ。そんな旬を過ぎたアイドルみたいな活躍をアニメで見せられてもつらい。もっと華々しく活躍して欲しい。

 

1人め(ピンク)の女の子*1は「輝くスターを瞳に映し」と言われている。スターとは? 実際の星のことなのか、スターアイドルのことなのか。憧れのスターを目指していく、ということなのかもしれない。「憧れの○○を目指してアイドルへ」はいかにもそれらしい純粋で素直なキャラクター像である。
 2人め(青)*2は「弾ける夢を胸に掲げ」。弾ける夢。宝くじで1億当てたいなどは弾ける夢とは言わなそうだ(私の夢です)。1人め(ピンク)と違い、アイドルに憧れていたというよりも、別の夢をかなえるという目的がありそうだ。しかし、アイドルになることで叶えられる弾ける夢とは一体。アイドルは夢に向かうステップアップの踏み台でしかないということか? 急に野心家に見えてきた。まあ単純にトップアイドルになりたいとかそういうことかも。
 3人め(赤)*3は「無限の未来を追いかけて」で、ちょっとイメージがしづらい。中学生ぐらいの年齢からすると、「未来」は「夢」と似たようなものではないのか。しかし具体的な夢があるわけではなくて、それが無限にある。無限にある夢を追いかける。つまりどういう夢を実現したいのかを模索しているということか。「輝くスター」や「弾ける夢」をまっすぐ目指している2人と違い、3人め(赤)は追うべきものが定まっていない。定まっていないものを追いかけるのは迷いや葛藤を生みやすいものである。これは他の2人よりも動機の複雑性が高い。大人びている印象だ。

と、いい加減一時停止であれこれ考えるのが面倒になってきたので、再生を再開。

 

■ 0:30 — 
OP。事前にフィギュアスケートのようなものの話だと聞いてはいたが、ここでスケート靴がはっきり映された。タイトルロゴは、見たことはないが勝手にプリキュアのようだという印象を受けた。

小さいマスコットキャラクターが動いている様子が描かれていてちょっと困惑。

マスコットキャラ + 少女となると魔法少女ものを連想するが、そういう要素もあるのか? あるいはOPの演出というだけなのか。判断がつかない。世界観のリアリティが定まらず、落ち着かない。

歌詞の内容からかなり低年齢層の女の子向けの作品だと想像。

1:10あたりでタキシードのようなものを着た青年たちが一瞬映った。最初の少女たちと同じ3人組なのでライバル関係になるのだろうかとちょっと思ったが、彼女たちと比べるとやや年齢が高いように見えるのでそうではない気もする。よく見るとスケート靴も履いていない。特撮ヒーローのような立ちポーズ。主人公たちがピンチのときに駆けつけるような存在ということか?しかしフィギュアスケート(のようなもの)でピンチとは一体なんなのか。敵がいたりするのか?
「MEGA楽しい! MECHA盛り上がろ!」はい。
「いつの日か 叶うはず 皆んなのPretty Rhythm<プリズム>」プリズムとはなにか。全然分からない。今から1話を見ようとする人間からするとこんな歌詞の一言も謎に満ちて見える。
 1:50頃の青のジャンプだけ妙に凄まじい。ただの演出だとは思うが、OP全体のファンタジックな演出があらかた終わって、落ち着いた締めに入ろうかというときにこのジャンプなのでちょっとギョッとさせられる。青だけ人間ではないのかもしれない。

 

■2:00 — 
 スケート靴が氷を削るリアルな音に「おっ」と思わせておいてからの突然のオーロラライジング。螺旋状に光る虹をまとい、映像からは飛距離が確認できないほど飛び上がる女性。しなやかな体から大量に散布される光の粒。「オーロラライジング」の掛け声とともに両腕から広がるオーロラ。星空の背景。
 実況者のセリフが入ることでこれが作中の現実のものであることが確定してしまう。イメージ映像ではないようだ。
 これがフィギュアスケートのようなもの……なるほど……。
 ほんの少し前に見た青のジャンプの凄まじさは児戯のようなものだった。
 ……というところまでがテレビの映像で、画面を遮るようにピンクが登場。「テレビのリモコンを踏んづけてしまい、転ぶと同時にテレビの電源も切ってしまった」ということだろうか? セリフも絵もいまいち説明してくれないのでちょっと判然としない。
 男の子のセリフでピンクの名前が「アイラ」だと判明した。ひらがななのか漢字なのかは不明。男の子との関係も不明。男の子の両脇にいる女児(の片方)は「アイラお姉さま」と言っている*4ので姉妹関係にあるのか? だとするとずいぶんいい家柄なのだろうか。普通お姉さまはなかろう。ソファーも巨大で裕福そうである。
 男の子の説明セリフでフィギュアスケートのようなものが「プリズムショー」なのだと分かる。プリズムショーが「ファッション」「ダンス」「ミュージック」を組み合わせた「総合芸術」なのだとも説明された。華やぎ = ファッションということか。そう知ると「華やぐ」という表現は上手い気がしてくる。
 しかしやんちゃざかりの男の子がこんなエンタメに詳しいのだから、プリズムショーはこの世界ではさぞメジャーな見世物なのだろう。
 妹と思しき女児たちに求められてプリズムショーごっこをやってあげるアイラ。優しい。同時に男の子の名前が「イツキ」、女児がそれぞれ「ウル」「エル」だと判明。売る得る……? 与えるものと授かるもの? 考えすぎか。
 プリズムショーごっこの下りはアイラの運動神経が鈍いこと、負けず嫌いであること、アイラがプリズムショーと関わっていきそうな予感、イツキとの親密そうな(しかしお互いに恋愛感情はなさそうな)関係性、などを一度に描いていてシーンの密度が高い。
 アイラの「タカミネミオン」への憧れが描かれる。冒頭の3人め、赤のことだろう。これがOP前に言われていた「輝くスター」だろうか。しかしそうだとすると、憧れている相手と一緒にアイドルとして活動するということか? 最初は嬉しいだろうが、だんだんと実力差を感じて辛くならないのだろうか。まあミオンもプリズムショー自体は初挑戦と言うようなことを言っているので余計な心配の可能性もある。
 両親の職業とキャラクター紹介。母親が「家計が苦しい」と言っているが、そうなのか? いい家に住んでいるが貧しい、という状況は割と闇が深くなりがちだと思う。父親には浪費癖もありそうだし割と不安である。
 アイラ以外の誰もイツキに話しかけない。ホラー映画だと彼は「実は幽霊だった」みたいなことがありそうだが、さすがにそうではないだろう。父親のキャラクターもかなり残念に描かれているので、彼らはモブ的な存在なのかもしれない。イツキが家族なのか幼馴染的な存在なのかは結局よく分からなかった。転んだアイラに手を差しのべる優しさなどを見ると、幼馴染であるような気はするが……。(のちに恋愛に発展させるための伏線的行動ではないかという推測)
 プロの菓子職人(と思われる)が材料がなくなるまで追加の材料を買いにいかせないのか、商売中に双子の娘に服を作っていていいのか、などは気になるが、ここは突っ込んでも仕方がない。

 

■ 7:00 -
 アイラのファッションセンスが高い、ということが表現されるシーン。勝手にマネキンの服を着せ替え始める行動は一線を超えている。他の店舗のディスプレイを見ているときは「どのお洋服も素敵ね」と言っていたので、着せ替えたマネキン群はよほど気に障るほどダサかったのだろう。しかし、変更前から後でマネキンの着こなしの良さが向上しているかは全く分からなかった。作品の対象年齢・対象性別から外れていることを改めて実感させられる。

 

(ここまで)

 

*1:あいらのこと

*2:りずむのこと

*3:みおんのこと

*4:実際は「あいらおねえちゃま」